Contents
結婚式の定番でもあるムービー演出。
なかでも、披露宴のラストを飾るエンドロールは、必須と言っても過言ではない大切なアイテムです。
エンドロールは、プロに依頼するほか、ご自身や友人による手作りも可能です。
しかし、ムービーを自作する際には気をつけなければならない点がたくさんあることも知っておく必要があります。
この記事では、エンドロールを手作りで準備するデメリットについてくわしく解説します。
エンドロールってそもそもどんな映像?
結婚式のエンドロールは、大きく分けて2種類あります。
ひとつは事前に作成するエンドロール、もうひとつは結婚式当日に撮影した映像を盛り込んだエンドロールです。
これまでに結婚式に参列された際、披露宴の最後に上映されるエンドロールに当日の映像が映し出されているのをご覧になったことがある方もいるのではないでしょうか?
当日の映像を盛り込んだエンドロールは「撮って出し」と言われるもので、ゲストの姿も含まれているため、見応えがあり特別感があるのが特徴です。
しかし、当日の映像を当日上映するとなると、編集の技術などももちろん求められるため、これは素人には作成できるものではありません。
エンドロールは手作りできないの?
結婚式のエンドロールをご自身で作成すること自体は可能です。
今の時代、動画編集を簡単に行えるソフトやアプリなどがたくさん存在するため、プロでなくてもそれなりに完成度の高い動画を作成することができます。
特に、結婚式の費用を節約したい場合、動画を自作するのもひとつの良い節約手段であるといえます。
エンドロールを手作りする場合のデメリット
「じゃあ、エンドロールは手作りで!」と思った方、そう決めるのはまだ早いかもしれません。
エンドロールの手作りにはリスクが伴います。
ここではエンドロールを手作りで準備する際のデメリットについて紹介します。
動画の作成には想像以上の手間と時間がかかる
結婚式を挙げる場合、たくさんのことを決めなければなりません。
衣装やお料理、演出や引出物など山のように考えるべきことがあります。
さらに、ゲスト一人ひとりの席順や肩書きの確認などにもかなりの時間を要します。
エンドロールの作成は、たかだか5分程度の動画とあなどってはいけません。
エンドロールにどのようなお写真や動画を盛り込むかを考えるだけでも大変な作業。
事実、過去にエンドロールを手作りされると決められたカップルさまが、後になり「やっぱりオーダーしても良いですか?」と、ぎりぎりのタイミングで発注されたケースは一度や二度ではありません。
このように、エンドロールの手作りは、結婚式準備でお忙しいお二人にとってかなりの負担となるため、現実的な選択肢とは言えません。
動画のサイズがスクリーンとマッチしないことも
エンドロールを手作りされる方が直面しがちな問題としてありがちなのが
「いざ上映してみたらサイズがスクリーンと合わない」というもの。
事前にしっかりと確認していれば避けられる問題ではありますが、非常に多いトラブルなので注意が必要です。
式場のスクリーンはサイズが決まっており、その縦横比を確認せずに動画を作成した場合、上映した際にスクリーンとうまく形が合わず、見映えが悪くなってしまいます。
このような問題はプロの制作会社に依頼すればまず起こることはありません。
当日の上映トラブルに対応してもらえない
手作りのエンドロールは事前にしっかりと試写することがとても重要です。
これを怠ると、当日になって「自宅ではきちんと上映できたのに式場で流せない!」とパニックになってしまうことも実際には多く発生しています。
エンドロールを何の媒体に保管するかにもよりますが、DVDやUSBなど、式場が指定する媒体にまずは間違いなく画像をアップロードすることが大事。
しかし、それでもなお当日予期せぬトラブルで映像が全く上映できないなどのトラブルは起こりえます。
このようなトラブルが発生しても、自作のムービーの場合は式場側も対処ができないケースがほとんど。
安心して当日を迎えるためにも、プロの制作会社への依頼がやはり安心であることは確かです。
エンドロールをプロに依頼する際の選択肢
ここまでの内容をふまえて「やはりリスクは避けたいし、エンドロールはプロに依頼しよう!」
と思われた方も多いのではないでしょうか。
エンドロールをプロに依頼する際の選択肢には、以下の2つがあります。
- 式場提携の動画制作会社へ依頼
- 式場提携外の動画制作会社へ依頼
ここからは、それぞれの特徴について解説します。
式場提携の動画制作会社へ依頼
ほとんどの結婚式場は、動画制作会社やフォトスタジオ、引出物や引菓子などにつかえるさまざまなショップなどと広く提携を結んでいます。
エンドロールに関しては、結婚式場のウェディングプランナーとのお打合せの際に、まず間違いなく真っ先に提携先の動画制作会社の商品を紹介される流れになるでしょう。
もちろん、式場が提携している動画制作会社に依頼すれば、発注から制作に必要なやりとりなどはプランナーが代行してくれるなど、手間が省けるメリットはあります。
式場提携外の動画制作会社へ依頼
一方、エンドロールのムービー作成を、ご自身で外部の動画制作会社へ依頼する方法があります。
いわゆる「持ち込みエンドロール」ですね。
ほとんどの場合、式場は持ち込みのムービー上映を許可していますが、その場合にプロジェクタースクリーンの使用料金などが別途発生するケースはあるため、念の為事前に確認しておきましょう。
外部の業者へエンドロール作成を依頼する場合、発注や制作にあたって必要なやりとりからお支払いまで、全てご自身で行う必要があります。
しかし、一般的に式場が提携する動画制作会社へ依頼するよりも費用が抑えられるケースもあるのがメリットです。
また、クオリティに関してもピンキリで、価格を重視するならお安い制作会社を見つけることはもちろん可能です。
逆に、クオリティにとことんこだわりたい場合は、質の高い動画を比較的リーズナブルに制作してくれる業者を見つけることも不可能ではありません。
『WedCinema』のエンドロール
WedCinemaでは、経験豊富なカメラマンと編集者による高品質なエンドロールをお届けしております。
挙式披露宴当日の感動的な瞬間をリアルタイムで収録し、迅速かつ丁寧に編集。
最高の思い出をエンドロールとして、ゲストに披露することができます。
品質にこだわった、とびきり素敵なエンドロールをお探しの方はぜひWedCinemaをご検討くださいませ。
リンク→https://wedding.fine-th.com/
まとめ
この記事では、エンドロールを自作する場合のリスクについて解説しました。
手作りのエンドロールは費用が抑えられる分、時間や手間がかかり過ぎるなど、多くのデメリットやリスクがあることがご理解いただけたことと思います。
また、プロに依頼することで、当日の映像を含んだ魅力的なエンドロールなど、クオリティにこだわった素敵なムービー制作が実現するメリットがあります。
ぜひこの記事を参考に、結婚式のエンドロールについてじっくりと検討いただけますと幸いです。
弊社のエンドロールにご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
記事を書いた人
西野真由美
フリーライター
過去に10年、日本国内とハワイやグアムなどの海外でのリゾートウェディングに携わった経験あり。
手がけた結婚式は200組以上。
豊富な経験や知見を活用し、これから結婚式を挙げる皆さまに有益なコラムを数多く執筆中です。
映像制作を無料で相談する